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小児予防接種
対象の方 | 水痘市川市に住民登録を有する小児の方 |
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市川市医師会では、市川市より委託を受けて、医師会に所属する医療機関で小児の予防接種を行っています。
現在、公費負担で受けられる予防接種は以下の通りです。
1. 個別接種 (各医療機関での接種)
BCG | 2種混合 (ジフテリア、破傷風) |
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麻しん・風しん | 日本脳炎 | おたふくかぜ |
ヒブワクチン | 小児用肺炎球菌ワクチン | 子宮頸がんワクチン |
不活化ポリオワクチン | ロタウイルスワクチン | B型肝炎 |
4種混合 (ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ) |
5種混合 (ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ) |
2. 予防接種の注意点

- 接種間隔:生ワクチン接種後、他の生ワクチンを接種する場合は27日以上あけて接種する。
- 麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜに罹患後は、治癒後4週間の間隔を置いて、また、突発性発疹症・手足口病・伝染性紅斑に罹患後は、治癒後2週間の間隔を置いて接種する。
- 熱性けいれん罹患後は2カ月程度の間隔を置いて接種する。
3. 接種不適当者
- 明らかな発熱を呈している者(一般に37.5度以上の発熱)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 当該疾患の係る予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシーを呈したことが明らかな者
- BCGの接種の対象者にあっては、外傷等によるケロイドが認められる者
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
帯状疱疹予防接種
対象の方 |
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受診票 | 一部負担金が明示された予診票が対象者に郵送されますので、かかりつけ医で接種することをおすすめします。 |
実施期間 | 翌年3月31日まで |
高齢者の帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に基づく定期接種として、令和7年4月から開始されました。
帯状疱疹は、過去に罹患した水痘のウイルスが、免疫能力の低下により再活性化することで発症する疾患です。
帯状疱疹は、帯状に痛みや発疹がみられ、稀に神経痛が残ることもある病気であり、シングリックス®という不活化ワクチンを接種することで予防できます。
1歳未満の免疫がない乳児に対して、帯状疱疹を発症している高齢者の方と接触することで水痘を発症することが指摘されています。
小児の水痘患者は、水痘ワクチンの定期接種化がすすんだことから罹患率の低下がみられています。
帯状疱疹の予防のためには、個人予防のみならず、集団予防の観点からも予防接種をすすめてください。
高齢者インフルエンザ予防接種
対象の方 | 満65歳以上(身体障害者1級相当の満60歳以上)の方へ |
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受診票 | 一部負担金が明示された水色の受診票が、対象者に郵送されてきますので、かかりつけ医で接種することをおすすめします。 |
実施期間 | 10月1日から翌年1月31日まで |
市川市医師会では、市川市より委託を受けて、対象者へインフルエンザの予防接種を行っています。インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することにより発症します。
突然の高熱、関節痛、倦怠感、消化器症状などの全身症状がみられます。また、肺炎を合併して重症になることもあります。インフルエンザワクチンは、ウイルスの感染を100%抑えることはできませんが、家族全員が接種することにより、流行を抑える効果もあります。
現在、予防接種以外に有効な予防策はありません。ご自身だけでなく、家族の方も一緒に接種することをお勧めします。
65歳未満の方は、有料になりますが、市内の医療機関で接種できますのでかかりつけ医にご相談ください。生後6カ月より接種可能で、13歳未満の方は2回の接種が必要です。
新型コロナワクチン予防接種
対象の方 | 満65歳以上(身体障害者1級相当の満60歳以上)の方 |
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受診票 | 一部負担金が明示された予診票が対象者に郵送されますので、かかりつけ医で接種することをおすすめします。 |
実施期間 | 10月1日から翌年3月31日まで |
新型コロナウイルスに罹患すると、発熱や倦怠感からはじまり、鼻汁や咳嗽症状が出現します。重症化すると、肺炎を引き起こすことがあります。
日本では新型コロナウイルスの抗体保有率は約6割となってきていますが、まだ罹患していない人も多いです。
重症化を予防する目的からも、65歳以上の高齢者に対して定期接種が開始されました。
感染症対策の基本は「かからないこと」「他人にうつさないこと」です。
普段の手洗いうがいなどでの予防策に加えて、地域や家族を守る意味合いからも、ワクチン接種をすすめていきましょう。
高齢者肺炎球菌予防接種
対象の方 | 満65歳以上の方で 過去に肺炎球菌予防接種(ニューモバックス)を受けたことがない方 |
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受診票 | 一部負担金が明示された紫色の受診票が対象者に郵送されてきますので、かかりつけ医で接種することをおすすめします。 |
実施期間 | 通年 |
肺炎は風邪の症状(発熱、咳、痰)と似ていますが、細菌やウィルスなどが肺に入り込んで起る肺の炎症で、季節を問わず誰でもかかる可能性があります。
肺炎の原因菌で最も多いのが肺炎球菌で、全体の3分の1を占めます。肺炎球菌に対する予防接種は高齢者の肺炎球菌による感染症の約70%に対応できるといわれています。
肺炎は日本人の死因の第3位で、その95%以上が65歳以上の方で、高齢者にとって肺炎は大変重症な疾患と言えます。是非、高齢者肺炎球菌予防接種をお受け頂き肺炎を予防して下さい。ご不明な点は、かかりつけ医にご相談下さい。